女性の方に多く見られる症状のはり(鍼)治療
女性の方は、子宮や卵巣などという、男性には無い器官があり、それに左右される症状がよく見られます。 その症状を以下に少し列記します。
●生理不順に伴う症状。
常時、下腹部痛や腰痛、下腹部の膨満感などがある。
吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、立ちくらみなどの症状。
手足、顔、頭部、などのむくみ(浮腫)。
月経時の出血量が非常に多く、それによる貧血がある。
動悸、息切れ、めまい、疲れやすい。
月経時の強い痛み。
頭痛や腰痛、
おりものの増加、不正出血。
●女性が持つ器官(子宮や卵巣、具体的には子宮後屈とか)だけでなく、おへそから下の内蔵の機能の低下で見られる症状。
便秘や下痢、頻尿。 足腰が疲れやすい。いつもだるいような感じがする。
(この症状は、内臓体壁反射によるものであることが多い)
●更年期障害としてよく診られる以下の症状。
のぼせや熱感、手足の冷え、体幹(腰やお尻)の冷え、
動悸、頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、憂うつ感、イライラ、
手足のしびれ、知覚過敏、むずむずと虫が走るような感じ、かゆみ、
肩こり、腰痛、関節痛、筋肉痛、
発作性の発汗、口が渇く、唾液がたくさん出る、皮膚が乾く、
食欲不振、便秘、下痢、吐き気、腹部膨満感。
●その他。
妊娠後期の胎児の安定。
(逆子に、はり(鍼)が効果があることはあまり知られていません)
子宮脱垂。
以上の症状には、足の太陰脾経のツボを中心に治療をします。 これらの症状に対し、例えば産婦人科で処方される薬の一部には、女性が本来持っている機能を失わせる方向性のものがあり(副作用)、このことを懸念される方は、はり(鍼)治療をお試しください。
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