◆ 足の太陽膀胱経 (左右 63穴)
(首から上は、目上(めうえ)の心(靈)の構築にかかわり、首から下、背中、腰、足、に至るラインは、“富士(二二)”=肉体の二つの磁性、日足(ひたり)と砌(みぎり)、ヨガで言えばイダとピンガラ、太陽の気道と月の気道でもある)
首から上の、足の太陽膀胱経の流れ
(目上(めうえ)の気を、“下”に送る)
手の太陽小腸経の脈を受けて、内眼角の睛明から始まり、額上髪際の神庭(督脉)に於て左右が相合し、また別れて攅竹の真上の髪際なる曲差に至り、その後、督脈と並行して(五処・承光・通天)、百会に交わる。
百会は、目の内側、睛明から始まった流れが、脳内に入り、目上(めうえ)の心(靈)を構築する重要なポイントでもある。
さらに百会から枝分かれして、耳の上部足の少陽胆経の、天衝・率谷・曲鬢・浮白・竅陰・完骨などに至る。(足の太陽と少陽との交会する処、この分枝した流れも、目上(めうえ)の心(靈)の構築に関わるものである)
その後、本経は再び出て、(絡却・玉枕を循り)別れて、項(うなじ)の、天柱(督脈)で左右相和しその後、陶道(督脈)に、直行して下る。
首から下の、足の太陽膀胱経の流れ
まず、後頭部の髪の生え際で二枝に分かれ、本経は、督脈の陶道より下降し、肩甲骨内をめぐり(肩甲骨で増幅されると思われる。背部に於けるシンクロトロンの構造に関わる)、脊中(督脈)の外方、一寸五分、仙骨部まで下行し、背骨の両側を左右対称に下り(それは、大杼から白環兪まで)そののち腰から腎を絡いて膀胱に至る。
後頭部の髪の生え際で分かれた分枝は、脊中の外方三寸を下行し(附分から秩辺)、仙骨部、秩辺より股関節部の環跳(足の少陽胆経)を過ぎ、足へ下降し、大腿後外側を経て、膝窩(膝の裏側)中央で本経と合する。
そののち、下腿後側中央から下腿外側を下り、外踝(くるぶし)の後側を通って、足の小指の外側、爪の根元部に至る。この部(至陰)より、足の少陰腎経の湧泉に向かう。
兪穴の兪は、向かって左にある月部(げつぶ、にくづき)のような表記の、盤を表わす舟の意味。それと、余る が重なった表記。
この月部(げつぶ、にくづき)のような表記“舟”をはずした部分は、手術用の鍼(九鍼か?)と、“余”は、血の意味がある。
(私見ですが、血を抜き取る=実証を瀉すの意味だと思われます)
この“兪”に、車が加わった字が“輸”で、これは荷電粒子の回転=チャクラを示す意味合いのことだと思われます。
さらに“兪”に心を加えた表記は “愈” (心+兪)で、その意味は病や心配の種が抜き取られる…です。
内臓は感情の増幅器官という表現を“Kellyさんとの会話”で使いましたが、その表現の根拠は、東洋医学の古典の概念、
心=“喜び”
肺=“悲しみ”
脾=“思う、憂う”
肝=“いきり立つ心(奴と心)”
腎=“恐れ”(本能)
これらはチャクラの回転と同義でもあり、心(靈)は、霊=○、荷電粒子の場(フィールド)であり、それらは縦の磁束、それが足の太陽膀胱経では、縦の磁束=背骨の両側に発現するものだからこそ、兪穴と称されていると思われます。
また、兪穴は、内臓体壁反射の現れる部位であり、内臓の気の調整が、左右=日足と砌(ひたりとみぎり)の極性のバランスの悪い心(靈)の調整に、役立つものであると思います。
さらに入部(いりがしら)が使われている理由は、外側(外国と幽界)の事象の荷電粒子の影響を受ける=霊的存在の憑依の影響を受ける意味があると思われます。
治療の流れで述べましたが、最初に背中の状態を診ると相手の状況が判る…アタシにとってはそのための兪穴でもあります。
睛明(せいめい)
攅竹(さんちく)
曲差(きょくさ)
五処(ごしょ)
承光(しょうこう)
通天(つうてん)
絡却(らっきゃく)
玉枕(ぎょくちん)
天柱(てんちゅう)
大杼(だいじょ)
風門(ふうもん)
肺兪(はいゆ)
厥陰兪(けついんゆ)
心兪(しんゆ)
膈兪(かくゆ)
肝兪(かんゆ)
胆兪(たんゆ)
脾兪(ひゆ)
胃兪(いゆ)
三焦兪(さんしょうゆ)
腎兪(じんゆ)
大腸兪(だいちょうゆ)
小腸兪(しょうちょうゆ)
膀胱兪(ぼうこうゆ)
中膂内兪(ちゅうりょないゆ)
白環兪(はっかんゆ)
上膠(じょうりょう)
次膠(じりょう)
中膠(ちゅうりょう)
下膠(げりょう)
会陽(えよう)
承扶(しょうふ)
殷門(いんもん)
浮郄(ふげき)
委陽(いよう)
委中(いちゅう)
附分(ふぶん)
魄戸(はっこ)
膏肓(こうこう)
神堂(しんどう)
イ譆(イは、言(ごんべん)に意、いき)
膈関(かくかん)
魂門(こんもん)
陽綱(ようこう)
意舎(いしゃ)
胃倉(いそう)
肓門(こうもん)
志室(ししつ)
胞肓(ほうこう)
秩辺(ちっぺん)
合陽(ごうよう)
承筋(しょうきん)
承山(しょうざん)
飛陽(ひよう)
附陽(ふよう)
崑崙(こんろん)
僕参(ぼくしん)
申脈(しんみゃく)
金門(きんもん)
京骨(けいこつ)
束骨(そっこつ)
通谷(つうこく)
至陰(しいん)