手術後の傷あとの慢性的な痛み(術後痛)などに対するはり(鍼)治療

 

 

手術の程度、その部位にもよりますが、手術から時間がたち、切開した傷が治ってその痛みが徐々にやわらいでほとんど感じなくなっていても、湿度が高い時などは神経痛のように痛むことがあります。

また、大手術の創傷部位は、術後、日常生活の動作に支障が出ることもあります。

またその創傷部位周辺は、術後数年たっていても、慢性的な痛みを発することがあり、鎮痛剤を常用するケースもあります。

 

その痛みの派生する原因として

手術によって正常な組織同士を縫合すると、その組織はくっついて自然に治癒(創傷治癒)します。 しかし、治癒の過程で本来は離れている組織同士がくっつくことがあり、これを「術後癒着」といいます。

癒着した組織は当然のことながら術前とは状態が違う、それは正常な体組織に流れていた生体内電流の不調となります。

その不調は、手術創傷部位の電気抵抗値の変化となり得ます。

この電気抵抗値の変化があるがゆえにその部分に電気がたまりやすい(電気容量の変容)状態になり、たまった電流が知覚神経を刺激している。

またこういった状態が何年も続いていると、その部位の知覚神経が過敏になっており、日常の動作、あるいは気温や天候の変化に敏感に反応して痛みを発している。

これが手術後の傷あとの慢性的な痛み(術後痛)の正体であるといえます。

 

はり(鍼)治療は、金属を体内に挿入することによる電磁誘導があり、この電磁誘導により励起された電流はタンパク質の高分子化を促進し、術後組織の正常な修復を期待できます。

また、先の電気容量の変容による慢性的な痛みは、その部位にたまった電流を放散させうるので治療後、痛みは軽減します。

 

これまでこういったケースで治療を行った経験としては

事故で骨折した手足の骨、脊椎、股関節の骨折の手術後の痛み、膝の半月板の手術後、ひざの曲げ伸ばしが正常に行われなくなった、椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄の手術、画像を見る限り手術は成功しているが、痛みが変わらない、あるいは術前より痛みが増した、などの症例に、大きな改善が診られました。

 

 

 手術後の傷あとの慢性的な痛み(術後痛)、それに伴う運動障害などにお悩みの方は、ご相談ください。

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